寒冷じんましんとは
寒冷じんましんという病気は、手足に出るある種のじんましんです。
放っておくと、体全体に広がる恐れがあるので、変化に気付いたら早いうちに医者に見せましょう。
読んで字の如く、体を冷やしてしまうことで発生します。
これは、屋外で冷えた場合だけということではありません。
皮膚の温度が低くなってしまうことで、症状が出やすくなると思ってください。
例えば、運動をして肌が火照っている状態から、平温まで下がる時にも、寒冷じんましんを発生してしまうこともあります。
このため、冬に注意をしておけば大丈夫ということにはなりません。
たとえ暑い夏でも、エアコンで体が冷えてしまえば寒冷じんましんを発生してしまう可能性もあります。
けれども、寒い時期はとりわけ用心しなければなりません。
屋外にいて5分もすると、寒冷じんましんが出てしまうというケースもあります。
寒い時には症状が出ないものの、暑い時に発生してしまうという場合ならば、温熱じんましんかもしれません。
寒冷じんましんの症状が起きると、鳥肌のようになります。
それゆえ、寒いからかゆいだけだとしてとりわけ気にしない人もいるでしょう。
でも、我慢しにくいほどのかゆみに悩まされる時は、薬で症状を抑えたほうが良いかもしれません。
自分では寒冷じんましんなのかどうかわからないことがあります。
そういう場合も、皮膚科の病院でアドバイスしてもらうのが最善です。
そのまま放っておくと、ひっかくようにしてしまって肌には悪影響が生じます。