寒冷じんましんの症状を緩和させるには
寒冷じんましんの症状を緩和させるには、一般的に抗ヒスタミン薬が使われます。
けれども、このやり方は症状を根っこから治すものではなく、一時的に症状を抑えるだけのものです。
そういうわけで、漢方薬を選ぶ人が増加しています。
寒冷じんましんというのは、体の持つ免疫機能が影響しています。
漢方薬を取り入れることで、体が持つ免疫機能を正常化し、寒冷じんましんが出にくい体質に変えていくのです。
薬というものは、症状を引き起こす原因部分に直に働くものと言えます。
風邪であれば、ウィルスに効きます。
でも漢方薬は、体の免疫力を強くし、病気になりにくい健康な体を作ります。
抗ヒスタミン薬の場合は副作用で眠気が出る短所もあるので、眠さを抑えたい人にも漢方薬が向いています。
その上、漢方薬を飲むことにより体質改善という働きも期待できます。
寒冷じんましんというものは、体質が変化したために、急に治ってしまうことも多くあるようです。
人によっては、漢方薬を飲み始めたことで、全く症状が出なくなったという例も報告されているそうです。
寒冷じんましんがなぜ起きるかというと、主に皮膚温度の低下により過剰に生成されたヒスタミンです。
でも、それ以外にも、血液が滞っていたり、健康面に異常がある場合はそれが要因となっていることが考えられます。
漢方には冷え性を改善したり、体の健康を取り戻す働きがあることは聞いた経験があるでしょう。
そうしたことから、寒冷じんましんだけでなく体調がおかしいという人は、漢方を検討してみてはどうでしょうか。