寒冷じんましんに対しての対策は
寒冷じんましんに対しての対策は、はっきりしています。
その対策とは、皮膚に冷たい刺激を与えるのを回避することです。
冷たい風にさらされたり、冷水に触ることによって肌の温度が下がることで、寒冷じんましんが現れます。
ですから、それらを防ぐことが予防策になります。
いかなる日であっても、皮膚温度を下げないようにたくさん着ていれば安心ということではありません。
そうした方法を選んでしまうと、汗をかいてしまい、その汗が蒸発する際に肌が冷たくなります。
なので、適度な服装を選んで寒冷じんましんを予防出来るように心がけましょう。
基本は、厚着をするのではなく、肌の温度を低下させないようなコーディネートをするということなのです。
なるたけ、肌を露わにするのを抑えるようにしましょう。
外に出るときは、真夏でも羽織るものを持ち歩くのがおすすめです。
さらに、短いパンツやスカートなどの服装は避けたほうがいいです。
そして、冷えたドリンク類を控えることも重要です。
エアコンや扇風機などを使うなら、冷風が肌に直接あたらないようなところに移動してください。
しかし、これらの対策をしていても、寒冷じんましんが生じることがあります。
そうなったら、何もしないでいるよりも、体を温める方法を考えましょう。
冬に外出していて寒冷じんましんの症状が出てしまった場合は、温かい室内に入ることが対策となります。
お風呂上りに症状が起きる人もいるようですが、この原因もまた皮膚温度の低下にあるのです。
入浴後温まった体が冷めないようにすぐに服を着るなどして、皮膚温度を下げないようにしてください。