寒冷じんましんの代表的な症状
寒冷じんましんの代表的な症状は、冷たくなった肌がかゆみを帯びるというものです。
症状が深刻な人の場合、冷えた飲み物が入ったコップを持つと手がかゆくなり、冷たいフローリングを歩くと足裏にかゆみが出たりします。
特定の食べ物アレルギーのせいでじんましんが起きる場合は、それを食べないよう注意すれば予防につながります。
しかし、寒冷じんましんは屋外に出るという行為だけでも警戒しなくてはいけません。
寒いと感じるだけで、肌が赤味を帯びてしまう場合もあります。
また、ある人は、かゆいよりもヒリヒリと痛むという場合もあるようです。
寒冷じんましんと似たような症状に、鳥肌がというのがあります。
ぱっと見ると似ているので、勘違いする場合もあります。
けれども、鳥肌というのはかゆくなることはありません。
かゆさが強烈なら、寒冷じんましんだと判断してください。
次いで、腫れも生じますが、人によって差があります。
顔にじんましんが現れると、違う容貌になってしまうほど酷く腫れる人も中にはいるとのことです。
しかし、かゆさや肌の赤みは生じていても、一切腫れることはないという人もいるのです。
手足や顔に発生することがほとんどですが、時々口の中がかゆくなるという人もいます。
とりわけ、冷たいものを口に入れたことで症状が出る人がいるようです。
寒冷じんましんがひどくならないためには、進行をストップさせることが大事なのです。
寒冷じんましんというのは、大体ほったらかしにしていても皮膚の温度が温まれば治まります。
しかし、何の処置もしないままだと体中に広がることも考えられるので、ちゃんと対応できるようにしておきましょう。